ハタハタ寿し
飯寿しの一種であるハタハタ寿しは、米どころ秋田らしく米飯と麹をふんだんに使っているのが特徴で、秋田のハレの日の定番料理です。
ハタハタは、藩政時代から、県内全域で食され、秋田県の魚として県民に愛されてきました。
ハタハタ寿しは、作り方が地域によって少し違いがあり、ハタハタをすぐに塩漬けをする方法や、水にしばらく漬けてぬめりと血を除いてから処理する方法などその風土にあった作り方が受け継がれてきています。
有限会社三浦米太郎商店のハタハタ寿しは、秋田県産のハタハタと米を主原料に、昔ながらの伝統を重んじて、ふのり、にんじん、ゆず、麹等を加え、塩・酢にて1ヶ月間漬け込んで作ります。
漬け込み(3日間)
にんじん→ふのり
→ゆずの順に重ねる。
(1日間)
箱が積み上がります。
たくさんあるハタハタ寿し製造会社の中で、今回お邪魔したのは秋田県の鳥海山のお膝元にかほ市の港町にある三浦米太郎商店。
こちらではすべて手作業で作っています。
ふかしたお米と麹を混ぜて麹ごはんを作ります。(麹は横手市の羽場こうじ店、お米はあきたこまちとひとめぼれ。)
オスのハタハタを一口大に切り、酢水に漬けたものです。桶の中に入っているのは150キログラム。
隠し味のゆずの作業。ゆずがハタハタの臭みを消してくれ、アクセントになります。皮のみ使います。にかほ市産のゆずを使用しています。
桶に笹を敷き、麹ご飯をのせ、ハタハタを入れ、にんじん、ふのり、ゆずを振りかけます。独自の配合の甘酢で漬けあげます。これを何層にも重ねます。
冷蔵庫で寝かせて、できあがったものをそれぞれのパックにして完成です。
日本各地に飯寿しの文化はありますが、味はもとより、ふのりやにんじんで彩られたハタハタ寿しは、秋田のおせち料理にも華を添えてくれる欠かせない一品です。
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